スペイン家族旅行記⑲【家族でスペイン周遊ツアー】 [散歩]
★スペイン家族旅行 8日目(2020/2/12)④
*カガネル人形(El Caganer)*
バルセロナに来られた記念に、是非買って帰りたかった物が『うんち人形』なんです。しゃがんでうんちをしている姿を模した人形です。バルセロナのマスコットとして、お土産としても人気の高いカガネル人形。スペイン バルセロナに行ったら、これだけは絶対買って帰ろうと思っていました。ですからバルセロナに着いて雑貨屋が目に入ると、ショーウィンドウや店の奥に目を向けていました。そしたらカタルーニャ音楽堂の入館を待っている時、何気なく振り返ったお店のショーウインドウにズラリと並んだ『うんち人形(カガネル人形)』が。思わず「あったー!お母さん、見つけたよ」と。
なぜこのキャラクターが欠かせないか、ちゃんとした理由があるんです。カタルーニャ地方には、自然連鎖の恩恵に感謝する風習があり、大地から食物をいただき、それを自然の肥料のウンチとして大地に返すことで、翌年もさらなる五穀の実りを願うというものから来ているんです。
ウンチクは、それぐらいにして。愚息は、しばらくカンプノウに居たかったみたいですが、再びカタルーニャ音楽堂まで戻ってあの店に行き、念願の『うんち人形』をゲットしないと日本に帰えれません。
停まっているタクシーに飛び乗りました。カンプノウに来た時の陽気なアラブ系の運ちゃんとは対照的に、この道何十年というような無口な職人気質の親父さん。愚娘にカタルーニャ広場に行くように言ってもらっても、只うなずくだけ。落ち着いた余裕のある運転でした。そして、カタルーニャ広場に着くと「ここで、いいかい?」と一言。料金を支払い、「お釣りは、いいですよ。取っておいて下さい。」と言って降りようとした時、英語で「Thank you」の一言と笑顔を返してくれました。
戻って来ました「カタルーニャ音楽堂」
バルセロナならメッシでしょう!
この後は、カミさんのお目当てのお店「ロエベ(LOEWE)」へ。「スペインに行くなら絶対に『ロエベ』で財布を買う!」と張り切っていました。徒歩で行ける距離でしたので、一旦、カタルーニャ広場に出ることにしました。カタルーニャ広場からグラシア通りを北上して行けば着く筈でした。何処でどう間違えたのか着かず、再びカタルーニャ広場に戻る事に。リセットして再度チャレンジしようとしたら
カミさん 「疲れたから、もうホテルに戻って休みたい。歩き疲れた。財布はもういい。」
と言い出しました。
私 達 「ダメだよ!ここまで来たのだから、財布は買って帰らないと」
と言ったのですが、
カミさん 「もういい!こんな気持ちで行ったって、いい財布を選ぶことが出来ない。もう疲れたの、ホテル に帰ろう。」
と譲らないのです。
愚娘と愚息「じゃー、明日ホテルのチェックアウトが12時だから、その前に行って帰って来よう。絶対、財 布は買わないとダメだよ。いいね!」
と。カミさんもそんな事を言われて嬉しかったのでしょう。
カミさん 「はい」
と納得していました。
このやり取りを聞いていて、何か誇らしい気持ちになりました。
(後でこの日の歩数を確認したら、この時2万歩を超えていました。また旅の疲れもあったのでしょうね。)
*夕食 焼きネギ「カルソッツ(Calçots)」(カタルーニャ料理)*
カタルーニャ広場からホテルに戻る途中で夕食の話になり、疲れも有ったので、またまた添乗員さんに同行しちゃいました。申し訳有りませんでした。
やはり疲れていたんですね。19:15にホテルロビーに集合するまで、部屋で遅い昼寝(夕寝)。連れって行って頂いたレストランは、焼きネギ(カルソッツ)が食べられるお店(ムッソル Mussol Casp)でした。日本のTVにも取り上げられ、一躍有名となったカタルーニャ州タラゴナ県バイス村の名物「カルソッツ」。日本ねぎのような長ネギを焼いて、真ん中のとろりとした部分を食べる、カタルーニャ独特のネギ料理です。 「カルソッツ」は外側が真っ黒に焦げています。周りが焦げていて皮をむくとき手が汚れるので、レモン風味のお手拭きと手袋がついてきました。左手でネギの青い部分(中側)をつまみ、右手で根元から一気に外側の皮を引っこ抜き、出てくる中の真っ白でジューシーなネギを「コメスコソース」を浸けて、腕を思いっきり上げ、ネギを高く持ち上げてから口をあーんと上に向けてガブっと頂きました。100本は食べれましたね。
スペイン最後の晩餐に大満足でした。
いよいよ明日が最後だー。
*カガネル人形(El Caganer)*
バルセロナに来られた記念に、是非買って帰りたかった物が『うんち人形』なんです。しゃがんでうんちをしている姿を模した人形です。バルセロナのマスコットとして、お土産としても人気の高いカガネル人形。スペイン バルセロナに行ったら、これだけは絶対買って帰ろうと思っていました。ですからバルセロナに着いて雑貨屋が目に入ると、ショーウィンドウや店の奥に目を向けていました。そしたらカタルーニャ音楽堂の入館を待っている時、何気なく振り返ったお店のショーウインドウにズラリと並んだ『うんち人形(カガネル人形)』が。思わず「あったー!お母さん、見つけたよ」と。
なぜこのキャラクターが欠かせないか、ちゃんとした理由があるんです。カタルーニャ地方には、自然連鎖の恩恵に感謝する風習があり、大地から食物をいただき、それを自然の肥料のウンチとして大地に返すことで、翌年もさらなる五穀の実りを願うというものから来ているんです。
ウンチクは、それぐらいにして。愚息は、しばらくカンプノウに居たかったみたいですが、再びカタルーニャ音楽堂まで戻ってあの店に行き、念願の『うんち人形』をゲットしないと日本に帰えれません。
停まっているタクシーに飛び乗りました。カンプノウに来た時の陽気なアラブ系の運ちゃんとは対照的に、この道何十年というような無口な職人気質の親父さん。愚娘にカタルーニャ広場に行くように言ってもらっても、只うなずくだけ。落ち着いた余裕のある運転でした。そして、カタルーニャ広場に着くと「ここで、いいかい?」と一言。料金を支払い、「お釣りは、いいですよ。取っておいて下さい。」と言って降りようとした時、英語で「Thank you」の一言と笑顔を返してくれました。
戻って来ました「カタルーニャ音楽堂」
バルセロナならメッシでしょう!
この後は、カミさんのお目当てのお店「ロエベ(LOEWE)」へ。「スペインに行くなら絶対に『ロエベ』で財布を買う!」と張り切っていました。徒歩で行ける距離でしたので、一旦、カタルーニャ広場に出ることにしました。カタルーニャ広場からグラシア通りを北上して行けば着く筈でした。何処でどう間違えたのか着かず、再びカタルーニャ広場に戻る事に。リセットして再度チャレンジしようとしたら
カミさん 「疲れたから、もうホテルに戻って休みたい。歩き疲れた。財布はもういい。」
と言い出しました。
私 達 「ダメだよ!ここまで来たのだから、財布は買って帰らないと」
と言ったのですが、
カミさん 「もういい!こんな気持ちで行ったって、いい財布を選ぶことが出来ない。もう疲れたの、ホテル に帰ろう。」
と譲らないのです。
愚娘と愚息「じゃー、明日ホテルのチェックアウトが12時だから、その前に行って帰って来よう。絶対、財 布は買わないとダメだよ。いいね!」
と。カミさんもそんな事を言われて嬉しかったのでしょう。
カミさん 「はい」
と納得していました。
このやり取りを聞いていて、何か誇らしい気持ちになりました。
(後でこの日の歩数を確認したら、この時2万歩を超えていました。また旅の疲れもあったのでしょうね。)
*夕食 焼きネギ「カルソッツ(Calçots)」(カタルーニャ料理)*
カタルーニャ広場からホテルに戻る途中で夕食の話になり、疲れも有ったので、またまた添乗員さんに同行しちゃいました。申し訳有りませんでした。
やはり疲れていたんですね。19:15にホテルロビーに集合するまで、部屋で遅い昼寝(夕寝)。連れって行って頂いたレストランは、焼きネギ(カルソッツ)が食べられるお店(ムッソル Mussol Casp)でした。日本のTVにも取り上げられ、一躍有名となったカタルーニャ州タラゴナ県バイス村の名物「カルソッツ」。日本ねぎのような長ネギを焼いて、真ん中のとろりとした部分を食べる、カタルーニャ独特のネギ料理です。 「カルソッツ」は外側が真っ黒に焦げています。周りが焦げていて皮をむくとき手が汚れるので、レモン風味のお手拭きと手袋がついてきました。左手でネギの青い部分(中側)をつまみ、右手で根元から一気に外側の皮を引っこ抜き、出てくる中の真っ白でジューシーなネギを「コメスコソース」を浸けて、腕を思いっきり上げ、ネギを高く持ち上げてから口をあーんと上に向けてガブっと頂きました。100本は食べれましたね。
スペイン最後の晩餐に大満足でした。
いよいよ明日が最後だー。