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スペイン家族旅行記⑱【家族でスペイン周遊ツアー】 [散歩]

★スペイン家族旅行 8日目(2020/2/12)③
*Dirígete al Camp Nou.(カンプノウに向かいます)*
 レストランを出ると直ぐにタクシーに乗り込み、「Camp Nou(カンプノウ)」と行き先を告げました。スペイン語が苦手な私は、愚娘に「『カンプノウまでどれくらいで着くのか』運ちゃんに聞いてみてよ」と頼みました。アラブ系の若い運ちゃんはスマホのナビをいじり乍ら、愚娘に「22分ぐらいだよ」と答えたのを聞いて、家族一同ホッとしていました。しかしこのタクシー、右のサイドミラーが取れかかっていて、落ちないようにガムテープで留めてありました。
 バルセロナは、観光都市ですね。タクシー専用道路が整備されていました。渋滞も無くほぼ時間通りに到着。タクシー料金は€13.5(¥1,620)でした。

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着きました。!
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   左側奥:チケット売り場       右側:公式オフィシャルショップ「メガストア」
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 チケットは公式ウェブサイトからオンライン決算で購入できます。スタジアム窓口でも当日券の購入が可能ですが、1.5ユーロの手数料が取られるのでオンラインで購入した方が得なのです。私が申し込んだのは平日・水曜日の15:30からのツアー。セビージャのホテルからネットで申し込んだのですが、タイムアウトでエラー表示が出たので、再度申し込むとこれまたタイムエラー表示。しばらくすると公式ウェブサイトから手続き完了のメールが2通返信されて来ていました。結果、ダブルで申し込んだことになってしまったのです。その後幾度もメールや電話で問い合わせたのですが返答がありませんでした。そして当日を迎えてたのです。
 いよいよ、その件で直接窓口との対決です。愚娘と愚息は、若者ではなく優しそうなオジサンの担当者に目を付けて交渉を始めました。
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   優しそうなオジサン
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 私とカミさんは蚊帳の外。担当者もこちらの事情を理解してくれて、書類を作成し変更の手続きをしてくれました。無事に予約した時間より少し早かったですが、入場することができました。
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  ホームスタジアムの見学ツアーは「「カンプ・ノウ・エクスペリエンス・ミュージアムツアー」」と言います。バルサのこれまでの栄光の歴史が膨大な展示物や映像と共に見ることが出来るミュージアム見学とカンプノウ・スタジアムを詳しく見て歩けるスタジアム内見学がセットになった盛り沢山の内容です。ツアーと言っても、ガイドさんが一緒に回るわけではありません。スマホ型のオーディオガイドを借りて、それを聞きながら自分たちのペースで見て回ります。
   入口
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 見学ツアーは、入口を入るとバルサの選手と一緒に写真(合成)が撮れるエリアがあります。
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 それを通りすぎるとバルサミュージアムになります。過去の栄光の数々、トロフィーやらユニフォーム、スパイク、映像等々が展示されていました。中でもリーガ・エスパニョーラの優勝トロフィー、チャンピオンズリーグの優勝トロフィー「ビッグイヤー」、メッシのバロンドール賞トロフィー、ゴールデン・シューですかね。またすごいものが並んだ中に「Rakuten」と書かれたユニフォームがあるのが何か不思議でした。
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   ビッグイヤー
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   ゴールデン・シュー
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   バロンドール賞
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   若きし頃の イニエスタ
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   誰だかわかりますか?
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 ミュージアムゾーンが終わると、続いてスタジアムゾーンになりました。2階の観客席に出ました。スタジアム全体を一望することが出来ました。まさに映像そのままのカンプ・ノウのピッチが目の前に現れたときは感動ですね。鮮やかな芝がとてもきれいで迫力がありました。ピッチを見下ろす眺めは最高です!
バックスタンドのシートに書かれているのは「MES QUE UN CLUB(クラブ以上の存在)」という言葉です。カタルーニャ民族主義の拠り所、シンボルとなっています。
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順路通りに階段を下りていくと、選手が試合後インタビューを受けるゾーンがあり、その奥にプレスルームがありました。続いてビジター選手用の更衣室。ロッカー、シャワー、ジャグジー、マッサージ用ベッドがありました。    インタビューゾーン        プレスルーム
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 ロッカー                    シャワー、ジャグジー
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そして選手がピッチに入場する前に控えている階段(プレーヤーズトンネル)
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そしてピッチに。
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ピッチから約10万人を収容できるスタンドを見上げるともう気分はメッシです。とにかく大きくて迫力がありますね。埼スタの比ではありません。(悲しい)ダッグアウトのベンチにも座ることが出来ました。ピッチには入れませんが手前まで行くことが出来ました。
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続いて、放送記者席がある3階へ。階段を上がってヘトヘト。記者席でちょっと休憩。
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階段で2階に降りるとマルチメディアのエリアで数十メートルのスクリーンが出現。またここで休憩。
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 そこには、私の永遠のスター『ヨハン・クライフ』がいました。
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 元オランダ代表でFCバルセロナの哲学の礎を作った ヨハン・クライフ。勿論、選手としても偉大でしたが、引退後は指導者に転身し古巣のアヤックスやFCバルセロナの監督を務めると、バルセロナではリーガ・エスパニョーラ4連覇やUEFAチャンピオンズカップ優勝などの実績を残し監督としても成功を収めたんです。今の若い人たちにとってバルサの監督はペップグァルディオラですが、私にとっては『ヨハン・クライフ』なんです。バルサBなどが使用する新スタジアムには、「エスタディオ・ヨハン・クライフ」と名が刻まれています。
 そして、もう一つ目を引いたのが、新しいスタジアムのコーナーでした。老朽化に伴い2020年5月から改修工事が行われることが決定しているみたいです。新スタジアムのデザインは日本の設計会社が受注し、2026年完成予定のサグラダファミリアよりも2年前、2024年夏に日本人の手によって誕生するんですよ。
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 最後の出口は、FCバルセロナ公式ショップ「FCBotigaメガストア」に続いており、しっかりお土産を買いました。なんと地下1階、1階、2階の3階分のショップです。
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 お土産は勿論、これです!
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 ヨーロッパでも最大級のサッカー専用スタジアムは、想像以上でした。約2時間ぐらいでしたが感動もんです。今度は、カンプノウで試合を見て、その興奮が冷めない翌日に、スタジアムの見学ツアーをゆっくり楽しみたいと思いました。

カンプ(=スタジアム)ノウ(=新しい)。FCバルセロナの本拠地「カンプノウ」。

カンプノウの次は、『うんち人形』だー。
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